- 2006-07-02│
- Category:イギリスの話│
よりのり君が、10代の頃の自分と対話するようにして作った名曲です。
とうとう、この日が来てしまいました。
湘南探偵団のラストライブ
このライブを最後に、彼らは『解散』します。
この解散の報告を受けて、1ヶ月と少し。
色々な事を考えました。
私にも色々な出会いと別れがあって、
悲しい思いをさせてしまった事が、あったな。
と、思い出した。
「なぜ帰るの?」
そんな子供達の素朴なコトバが耳に残っています。
そんなことを、思い出してます。
お別れにむけて・・・
そんなお話でも、してみます。
私は、一応期間限定の派遣のインターンとして、渡英。
イギリスで短期間生活した事はあったけど、
もっと「現実」として、この国で生活してみたい。
そう思った。
そして、その漠然とした夢は、いつしか手の届くものになっていた。
小学校での、活動。
名目として、「日本文化」を伝える。
とはいっても、小学生。
何が伝えられるだろう。
とても不安だった。
不安の中で、私は色々考え、闘い、子供達に色々な事を伝えた。
いくつか派遣されたけど、一番長かった小学校は半年間。
ものすごく小さい村。
全校生徒が、55人。
それでも、近隣の村からの寄せ集め。
日本で言う、「分校」的な学校。
派遣の契約期間が終わろうかとしていた時に、
そこの校長先生に「もう少し、いないか?」
と言われた。
正直、その誘いには、かなり揺れた。
まだ勉強したい事はあったし、
いっそ、ここに移住してしまおうかと・・・
少し、そんな思いはよぎった。
でも、私には別の夢があった。
ただでさえ、この渡英は、明らかに「遠回り」だった。
もう、これ以上遠回りするわけには、いかない。
結局私は「帰国」を選んだ。
子供達は、「なんで帰るの?ここが嫌いなの?」
と、素朴な疑問をぶつけてくる。
私は「ここは大好きだけど、日本には家族も友達もいるからね。」
それでも「じゃあ、あかねの家族も友達もここに住めば?」
そう来たか。
と思った。
子供の心はすごい。
あんなに小さい胸で、必死で色々な事を伝えようとする。
一生懸命、考えようとする。
私との別れをどんな風に、受け入れたんだろう。
お別れの日・・・
全生徒から、手紙やプレゼントをもらった。
みんな、泣きながら、その手紙を読んでくれた。
私の手をなかなか離さなかった、あの子。
わんわんと声を張り上げて、泣いた、あの子。
ずっと私のそばで、肩を震わせていた、あの子。
大きな目に、涙をいっぱい溜めて、「帰らないで」と訴える、あの子。
何度もキスしてくれた、あの子。
私も彼らを精一杯の愛情で、抱きしめてきました。
彼らの、涙を、笑顔を、絶対に忘れない。
私は、あの「お別れの日」を一生忘れない、と思った。
だから、湘南探偵団の三人にとって・・・
今日が、そんな日であってほしい。
今日は新宿海岸方面にメッセージが多いそうです。
(郵便局の人、談)
私も「声を届けよう!大作戦」を実行!
電報を打ちました。
ちゃんと、届いてるかな~。
イギリスで短期間生活した事はあったけど、
もっと「現実」として、この国で生活してみたい。
そう思った。
そして、その漠然とした夢は、いつしか手の届くものになっていた。
小学校での、活動。
名目として、「日本文化」を伝える。
とはいっても、小学生。
何が伝えられるだろう。
とても不安だった。
不安の中で、私は色々考え、闘い、子供達に色々な事を伝えた。
いくつか派遣されたけど、一番長かった小学校は半年間。
ものすごく小さい村。
全校生徒が、55人。
それでも、近隣の村からの寄せ集め。
日本で言う、「分校」的な学校。
派遣の契約期間が終わろうかとしていた時に、
そこの校長先生に「もう少し、いないか?」
と言われた。
正直、その誘いには、かなり揺れた。
まだ勉強したい事はあったし、
いっそ、ここに移住してしまおうかと・・・
少し、そんな思いはよぎった。
でも、私には別の夢があった。
ただでさえ、この渡英は、明らかに「遠回り」だった。
もう、これ以上遠回りするわけには、いかない。
結局私は「帰国」を選んだ。
子供達は、「なんで帰るの?ここが嫌いなの?」
と、素朴な疑問をぶつけてくる。
私は「ここは大好きだけど、日本には家族も友達もいるからね。」
それでも「じゃあ、あかねの家族も友達もここに住めば?」
そう来たか。
と思った。
子供の心はすごい。
あんなに小さい胸で、必死で色々な事を伝えようとする。
一生懸命、考えようとする。
私との別れをどんな風に、受け入れたんだろう。
お別れの日・・・
全生徒から、手紙やプレゼントをもらった。
みんな、泣きながら、その手紙を読んでくれた。
私の手をなかなか離さなかった、あの子。
わんわんと声を張り上げて、泣いた、あの子。
ずっと私のそばで、肩を震わせていた、あの子。
大きな目に、涙をいっぱい溜めて、「帰らないで」と訴える、あの子。
何度もキスしてくれた、あの子。
私も彼らを精一杯の愛情で、抱きしめてきました。
彼らの、涙を、笑顔を、絶対に忘れない。
私は、あの「お別れの日」を一生忘れない、と思った。
だから、湘南探偵団の三人にとって・・・
今日が、そんな日であってほしい。
今日は新宿海岸方面にメッセージが多いそうです。
(郵便局の人、談)
私も「声を届けよう!大作戦」を実行!
電報を打ちました。
ちゃんと、届いてるかな~。
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子供との別れって、辛いですね。
短期間でも「愛情」って湧きますよね~。
それは「母性」なのかもしれないけど。
この渡英は、私の最終的な「夢」への通過点だったんです。
「渡英」が夢ではなかったんですね。
だから、そこで止まるわけには行かなかったんですよ。
夢を追いかけている間は、本当に不安定で、『自分次第』でした。
『自分次第』で走る事も、止まる事もできるんですね。
だから、怖かったです。
走っていて、それが本当にゴールに行き着いているのかも、見えなかったし。
でも、一番怖かったのは、夢が現実になった時、でしたね~。
そうなったら、それを追いかけていた自分に戻りたくなったり・・・
コメント返信で、こんな深い事書いちゃいました。